いろんな種類や感度がありますよね。
実はどんなアンテでも送信能力や受信能力の総量はかわらないんです。
バカでかいやつも小さいやつも能力自体は同じです。
嘘だ!2dBiや8dBiとかあるじゃん!と思われるかもしれません。
この辺のデシベル値が上がると感度は上がります。はい、遠くまで飛ばせるし遠くの電波をよりキレイに受信できます。
ただこのデシベルが上がると別なものが下がります。
指向性です。
全方向に対して円で発射、受信できるアンテナは1dBiです。
これはゆるぎません。どんなアンテナも全方向の指向性であれば1dBiしかありません。
2dBiのものは指向性が落ちて、その分感度が上がってます。
2dBi |
まぁ何が言いたいかというと、100という値があってそれを感度と指向性のパラメータに振っているだけなんですよ。
この100はアンテナで増えたりしません、送信電力でのみ増えます。
14dbiとか感度高いものがありますがこれは指向性を犠牲にした感度極振りタイプです。
感度:指向性 99:1 的な極振りステータスです。RPGだとSTR全振り的なね。
こいつとか(14dBi) |
指向性 |
14dbiのものですが
赤い所でしか感度がありません30°とかですかね。
実際アンテナによって多少良し悪しがあるとは思いますが
基本的にはこの100のパラメータをどう振っているかです。
指向性10°とかまで落とすともっと感度あがりますが実用性がね。。
じゃあアンテナ2本にすると倍にならないのか?と思われるかもしれません。
1dBiのアンテナを2本並列でつなぐと2dBiの指向性が半分のアンテナになりますw
本数を増やせば増やすほど指向性が犠牲になり、感度が上がります。
アンテナたくさんつければいいじゃん!なんでつけないの?がこの理由です。
同じアンテナ2本にするより最初から2dBiのアンテナ一本つけたほうがいいんですよ。
逆にいうと2dBiのアンテナは中に1dbiのアンテナが2本内蔵されています。
ダイバーシティとかの2本のアンテナはなんなの!?って思うかもしれません。
あれはそれぞれ独立したチューナーが乗ってまして、単純に2つ受信して
受信状態がいい方を選択しているだけです。
なので指向性が広いアンテナと指向性が狭いアンテナを組み合わせます。
もし、最強の受信アンテナを手に入れたい場合は
14dbiの指向性30°とかのアンテナを360°すべてカバーできるように複数配置して(30個とか?笑)
それぞれにチューナーをつけて、30固とか、、その出力で一番感度いいチューナーを常に選択し続けるような装置を作れば、全方向14dBiの環境ができます。
ダイバーシティは2個しかありませんが、、30個版とか作れば究極の受信機の完成ですね。。
送信側にアンテナ何十個も乗せるのは重量的に微妙なので、送信側は素直に1か2dBiのアンテナ+1000mwVTXとかがベストでしょうね。。
ドローンはあちこち飛び回るので指向性が広くないとダメですが
テレビとかは送信アンテナと受信アンテナの位置関係が変わることはないので
1°とかの指向性でもきっちり向きを合わせばOKです。
で、まぁ何が言いたいかというと、素直にダイバーシティタイプのを使いましょうってことです。
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